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タカハシヒョウリのウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?

タカハシヒョウリの“ウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?”
第2回『ウルトラマンタイガ』最新レポート!
円谷プロダクション・後藤正行インタビュー

タカハシヒョウリ

タカハシヒョウリ たかはし・ひょうり

ロックバンド「オワリカラ」のボーカル・ギターであり、ソロ、楽曲提供、プロデュースなど様々なスタイルでも活動する音楽家。また、自身の「特撮愛」が高じて、特撮音楽をバンドサウンドで表現する「科楽特奏隊」を仲間たちと結成。MVでウルトラセブンと共演、「おはスタ(テレビ東京)」に出演も果たす。
その様々な文化への深い造詣と偏愛から、カルチャー系媒体への連載やコラム寄稿、番組出演など多数。
twitterアカウント @TakahashiHyouri

令和最初のウルトラマンは、ウルトラマンタイガ! ウルトラマン・ナンバー・シックス、タロウの息子!
このニュースが世界中を駆け巡ったのが、約一ヶ月前だ。
同時に公開された3体のウルトラマン、「ウルトラマンタイガ」「ウルトラマンタイタス」「ウルトラマンフーマ」のそれぞれ個性的な姿にも、あらゆる世代から大きな注目が集まった。
昭和ウルトラマンであるタロウを彷彿とさせながらニュージェネレーションウルトラマンの流れも感じさせるタイガ。衝撃的にマッシブな肉体美を持つU40出身の賢者、タイタス。そしてシンプルで流麗なフォルムの青いウルトラマン、フーマ。
今回は、これらのウルトラマンのデザインを手がけた円谷プロダクション・後藤正行さんとの対談記事をお届けします。
ウルトラマンゼロ以降のニュージェネレーションと呼ばれるウルトラマン全てのデザインを手がけ、新たなファン層を開拓してきた後藤氏に、デザインの秘密を聞いてみた!

令和の1stウルトラマン、
タロウの息子・ウルトラマンタイガの
デザインのテーマ

タカハシ:よろしくお願いします! 色々とお聞きしたいことがあるんですけど、まずはウルトラマンタイガのデザインのお話をさせていただけたら。

後藤:はい、よろしくお願いします。

タカハシ:今回はタロウの息子ということで、ギンガ以降のニュージェネ系列の主人公の流れの中では久々にM78星雲直系のウルトラマンってことになりますね。

後藤:そうですね。ジードも微妙にそうなんですけど、ここまで全面に出てきたのは久々ですよね。

タカハシ:タロウと直接繋がりがあるヒーローということで、デザイン面ではどんなテーマがありましたか?

後藤:やっぱり「タロウの息子に見える」、というのが一番のポイントですね。

タカハシ:タロウと並んだ時に違和感が無いようなデザインということですよね。

後藤:ウルトラマンをデザインする時はいつもそうなんですけど、他のウルトラマンと並んだ時に違和感が出ないようにしよう、というのはありますね。

タカハシ:今回のタイガはかなりシンプルですね。特に下半身がタロウの赤いイメージと違ってシンプルな銀色なのが印象的ですが、タイガはシンプルにまとめようという狙いはありましたか?

後藤:タロウの息子というのもあるし、メインキャラクターが3体出るというのは決まっていたので、あまり装飾的なところでゴチャゴチャしちゃうとバランス悪くなるな、と思ったのでシンプルさは意識しました。3体が並び立った時に三者がどれも良い風に見えるようなデザインを考えましたね。