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タカハシヒョウリのウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?

タカハシヒョウリの“ウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?”
第3回 アニメ『ULTRAMAN』シーズン2決定記念!
原作者 清水栄一 緊急インタビュー

タカハシヒョウリ

タカハシヒョウリ たかはし・ひょうり

ロックバンド「オワリカラ」のボーカル・ギターであり、ソロ、楽曲提供、プロデュースなど様々なスタイルでも活動する音楽家。また、自身の「特撮愛」が高じて、特撮音楽をバンドサウンドで表現する「科楽特奏隊」を仲間たちと結成。MVでウルトラセブンと共演、「おはスタ(テレビ東京)」に出演も果たす。
その様々な文化への深い造詣と偏愛から、カルチャー系媒体への連載やコラム寄稿、番組出演など多数。
twitterアカウント @TakahashiHyouri

2011年に連載を開始し、2019年にはNetflixで神山健治監督・荒巻伸志監督の手による3DCGアニメーションとして全世界配信された『ULTRAMAN』。
(両監督インタビューはこちら)
今回は、アニメシーズン2の製作発表を受け、新たなウルトラマンの世界をコミックで創造した原作者の清水栄一先生に緊急インタビューさせていただきました!

一番大きな反応はうちの両親かな。ようやく息子がやってることが何なのかわかったっていう(笑)

タカハシ:Netflix『ULTRAMAN』シーズン2、決定おめでとうございます!

清水:ありがとうございます。両監督やスタジオのスケジュールなども含めて、本当に出来るのか?って思ってたんですけど、そこもクリアになって。純粋に嬉しいです。

タカハシ:シーズン1の反響はどうでしたか?

清水:海外の人から反応がありましたね。やっぱり海外の人にも見てもらえるのは有り難いな、と。

タカハシ:全世界同時配信ですもんね。

清水:周りからも「見たよ」っていうのはありましたけど、一番大きな反応はうちの両親かな。ようやく息子がやってることが何なのかわかったっていう(笑)。

タカハシ:今まで、わかってなかったんですか(笑)。

清水:いまいちわかってなかったんですよね。ワールドプレミアやった時に、担当が両親を招待してくれて。さすがにそこで、あぁ、こういうことやってるんだって。でも、いまだに細かいことはわかってなくて、フィギュアやプラモデルも全部僕が作ってると思ってるんですよ(笑)。

タカハシ:まだ、だいぶ誤解してますね(笑)。

清水:そういうメディア的な事に、すごく疎(うと)い両親なんですよ。

タカハシ:では、ご両親の影響でサブカルチャー的な趣味に興味を持ったというわけではないんですね?

清水:まったく無いです。むしろ真逆です。両親は興味が無いんですよね、映画も「寅さん」シリーズしか見ない、みたいな。

タカハシ:清水先生は78年のお生まれということで、『ウルトラマン80』以降のいわゆるウルトラマンのTVシリーズ不在の世代ですよね。ウルトラマンや特撮との出会いはどういった物でしたか?

清水:やっぱり再放送ですよね。僕は関西だったので、関西圏は再放送が多かったんです。だから、それがオンタイムなのか再放送なのかもわからず見てましたね。常に触れていた感覚はありました。

タカハシ:夏休みの朝とかに再放送やったりしてましたよね。『ウルトラマンタロウ』とか。

清水:そうです。あと、学校行く前に朝7時くらいからやってたりとか。それと、僕は結構早い段階でガレージキットに興味を持ったんですよ。

タカハシ:えー! ガレージキットって一般に浸透してきたのが80年代になってからですよね。

清水:そうですね。だからおそらく、日本で一番早い時期にガレージキットを手にした子供が僕じゃないかなと思うくらい(笑)。