TEXT SIZE

標準
タカハシヒョウリのウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?

タカハシヒョウリの“ウルトラマンは電子コラムの夢を見るか?”
第4回「ウルトラマンフェスティバル2019」ライブステージ
演出・脚本 金光大輔(円谷プロダクション)インタビュー

タカハシヒョウリ

タカハシヒョウリ たかはし・ひょうり

ロックバンド「オワリカラ」のボーカル・ギターであり、ソロ、楽曲提供、プロデュースなど様々なスタイルでも活動する音楽家。また、自身の「特撮愛」が高じて、特撮音楽をバンドサウンドで表現する「科楽特奏隊」を仲間たちと結成。MVでウルトラセブンと共演、「おはスタ(テレビ東京)」に出演も果たす。
その様々な文化への深い造詣と偏愛から、カルチャー系媒体への連載やコラム寄稿、番組出演など多数。
twitterアカウント @TakahashiHyouri

高校生で、アクターとしてウルフェスに初参加!

タカハシ:よろしくお願いします!

金光:円谷プロの金光です。よろしくお願いします。

タカハシ:まずは、「ウルトラマンフェスティバル」へ、どのような形で関わっているかを教えていただけますか?

金光:ウルフェスでは、ライブステージの制作・演出を担当させていただいています。ステージの脚本も書いていて、演出と脚本を両方やらせていただいてる形です。

タカハシ:今は大きなステージって、ウルフェスに加えて年末の「ウルトラマンEXPO」のバトルステージもありますよね。そちらへの関わり方っていうのはどうですか?

金光:EXPOも、その前身だった「お正月だよ! ウルトラマン全員集合!!」の時から携わらせていただいてます。

タカハシ:じゃあ、ウルフェスもEXPOも、大きなステージは金光さんの演出なんですね!
一番最初にウルフェスに関わったのが1990年ということなんですが、その時はアクターさんだったんですよね?

金光:そうです。「キャスタッフ」という円谷プロ専属のスーツアクターチームがあるんです。そのメンバーが撮影に参加したり、ライブステージをやったりするんですが、そこにアルバイトとして入りました。まだ高校生でした。

タカハシ:高校生でスーツアクターのアルバイトって、どういうツテで見つけるんですか!?

金光:普通にアルバイト雑誌に載っていたんですよ。友達がそれを見て入って、僕も誘われたんです。当時はスーツアクターという言葉も無かったんですけど、実は僕はキャラクタースーツを着て風船配るんだろうと思ってたんですよ(笑)。それで行ってみたら、いきなり「パンチの練習だ!」となって(笑)。

タカハシ:(笑)。ウルトラマンが特別好きだから、みたいな事では無かったんですね?

金光:子供の頃に見ていたのが「ウルトラマン80」だったので、ウルトラマンのことはもちろん知ってましたけど、内容のことはほとんど知らなかったです。
だから最初は怪獣の名前もおぼつかなくて、「ゼットン持ってこい!」って言われてもわからなくて。「広がった角が付いてる奴だ!」って言われて、角が付いてるからエレキング持って行ったら「ゼットンもわからないのか!」って怒られました(笑)。

タカハシ:(笑)。ちょうどウルトラマンの新作が「80」で途切れますからね。

金光:実家のタンスにはジョーニアス(『ザ★ウルトラマン』)のシールが貼ってありました(笑)。見ていた記憶は無いんですけど、僕が貼ったらしい。

タカハシ:僕は85年生まれなので、89年、90年頃のウルフェスって子供の頃に行ってるんですよね。ただステージショーを見たっていう記憶が無くて、その時のステージっていうのはどういう規模の物だったんですか?

金光:90年頃は、今みたいにステージ区画が区切られてなくて、小さなステージでやってたんです。だから会場の一部でショーをやっている、という感じでしたね。