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円谷プロ・東映アニメーション共同製作 日本発の世界へ向けた新アニメ『KAIJU DECODE(怪獣デコード)』製作決定

「ジャパニーズ・アニメーション部門」
≪THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX≫
★円谷プロ[ULTRAMAN ARCHIVES]
『ウルトラQ』4K DCP版 &「Premium Talk」上映

清水節

35mmフィルムから4Kリマスター上映
高画質で鑑賞してトークで考察する
わが国の特撮映像の歴史的転換点!

(※本文敬称略)

第32回東京国際映画祭で、円谷プロの「ULTRAMAN ARCHIVES」プロジェクトにスポットが当てられた。同映画祭に今年から新設された「ジャパニーズ・アニメーション部門」の第1弾として≪THE EVOLUTION OF JAPANESE ANIMATION/VFX≫と題し、日本オリジナルの文化に成長したアニメ・特撮の原点を多角的に見つめるプログラムを設定。かつてアニメと特撮は未分化の状態で、子供向けの“漫画映画”などと括られることもあった。「特撮」というジャンルが、1960年代半ばに映画からテレビへと活躍の場を移し、より一層発展するきっかけとなった作品として『ウルトラQ』が取り上げられたのだ。いち早くニューメディアであるテレビに着目した特撮の神様・円谷英二が、自ら監修も手掛けた草創期の「テレビ映画」。それは今なお続く、ウルトラマンシリーズの原点となった。いわば、わが国の特撮映像の歴史的転換点の検証である。

このイベントでは、「ULTRAMAN ARCHIVES」がセレクトしてきた『ウルトラQ』の4つのエピソード(各約25分)を、35mmモノクロフィルムから4Kリマスター化し、作品製作当時の関係者の証言と各界の有識者による考察で構成されたノンフィクション「Premium Talk」(各約70分)とともに、映画祭のメイン会場であるTOHOシネマズ六本木のスクリーンにて英語字幕付きで有料上映。それぞれの終映後に、作品ゆかりのゲストを会場に招いて、観客の前で<生プレミアムトーク>が行われた。映画祭期間中のイベントは、下記のように開催された。

『ウルトラQ』4K &「Premium Talk」上映+<生プレミアムトーク>

■10月31日(木)13時50分~ 第19話「2020年の挑戦」+「Premium Talk」
中島かずき(劇作家)×氷川竜介(明治大学大学院特任教授)
■10月31日(木)20時25分~第16話「ガラモンの逆襲」+「Premium Talk」
伊藤和典(脚本家)×清水節(映画評論家/クリエイティブディレクター)
■11月1日(金)20時30分~ 第14話「東京氷河期」+「Premium Talk」
隠田雅浩(円谷プロ製作本部長)×本田雅一(オーディオビジュアル評論家)×清水節(映画評論家/クリエイティブディレクター)
■11月4日(月祝)20時5分~ 第15話「カネゴンの繭」+「Premium Talk」
雨宮哲(アニメ監督)×清水節(映画評論家/クリエイティブディレクター)