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第7回「かいじゅうのすみかテーマ曲」

鈴木俊太郎の円谷音楽館
第12回「世代を超えて愛されるウルトラマンの主題歌ー
木山貢吉氏インタビュー」

鈴木俊太郎

皆さん、こんにちは。
さて、ウルトラマンからウルトラマンレオまで、主題歌の制作を担当された方がいらっしゃるのをご存知でしょうか? 今までほとんどスポットが当たることがありませんでしたが、ウルトラマンの主題歌を語る上で外せない人物。今回は、その株式会社日音の木山貢吉さんに敢行したインタビューの模様をお伝えしようと思います。
ここで初めて明らかになる話もあり、大変貴重なインタビューとなりました。それでは早速進めましょう! 本日はよろしくお願いします。まずは、簡単にご経歴を教えて頂けますか?

木山貢吉氏(以下木山):日音に入ったのは昭和38年の年末(同年8月にTBSの子会社として日音が創立)ですね。日音は、音楽著作権の管理、TBSの商品化の窓口を中心に始まりましたが、それと同時に、TBSが始めたアニメーションの音楽も制作しました。
私は音楽制作が中心で、最初は昭和40年の『スーパージェッター』というアニメーションの主題歌を山下毅雄さんの作曲でやり、次に『宇宙少年ソラン』。他にもアニメ番組の音楽は私が全て担当していましたね。

そして『ウルトラQ』ですね。

木山:『ウルトラQ』は円谷プロさんが作った完成品の番組をオンエアするということでしたから、音楽を含めて事前に全て出来上がっていました。それで、放送にはのらないけれども、歌入りの主題歌を作ろうということになり、円谷一さんに作詞をしてもらって朝日ソノラマにソノシート発売を許諾しました。『ウルトラQ』のドラマを5分か10分の短い尺にして、桜井浩子さんなんかも出て芝居をしてもらって、その中に歌入りの主題歌を挿入したドラマ入りソノシートです。これが大成功しました。