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円谷特撮メカ 第10回 SAT所属 SATバイク1号&SATサイクル2号

円谷特撮メカ
第10回 SAT所属 SATバイク1号&SATサイクル2号

主人公たちの愛用メカとしてのバイク

円谷プロ作品の中で様々な形で描かれてきた、ファンの胸に強く残っている忘れじの「メカニック群」の数々。それらの魅力を改めて追及・検証してみようという本コラム、その第10回は、円谷プロダクション初の等身大変身ヒーロー登場作となった『トリプルファイター』で活躍した2台のオートバイを採り上げる。

いきなり余談で恐縮だが、オートバイという言葉はかなり日本人の中に浸透している言葉だと思うが、実際は和製英語で、海外では通じない。また、日本の法令でも「オートバイ」という語は使われない(法令的には「自動二輪車」や「二輪車」になる)。「オートバイ」は、Auto=自動という意味と、Bike=二輪車を足し合わせた「Autobike=自動二輪車」という言葉が語源。「オートバイク」と言って海外でもギリギリ通用するが、日本人が思い浮かべるオートバイ、バイクを指す最も適した英語は「モーターサイクル (Мotorcycle)」 または「モーターバイク (Мotorbike)」である。しかし、ここではやはり馴染みの深い「オートバイ」や「バイク」という表現を用いて文章を進めていくので、その旨ご了解願えればと思う。