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怪獣プロファイル ケース2「ガラモン」

怪獣プロファイル
ケース10「ドラコ」

秋廣泰生

秋廣泰生 あきひろ・やすお

1967(昭和42)年生まれ。鹿児島県出身。
1980年代後半より、円谷プロ製作部/営業部でウルトラマンシリーズや円谷プロ作品を収録した黎明期のビデオ、レーザーディスクの制作(本編映像完パケ/映像特典、封入解説書執筆ほか印刷物全般)を担当。以降、円谷プロ作品のCD制作(曲構成・封入解説書執筆)、DVD制作(映像特典構成・演出、封入解説書執筆)に携わる。
CSファミリー劇場にて放送された、当時のスタッフや出演者をゲストに作品を紹介していく番組『ウルトラ情報局』では全話の構成・演出を担当。
その他、『バラサでブースカ』『ウルトラマンボーイのウルころ』『ウルトラマン列伝』で番組の構成・演出を、『帰ってきたアイゼンボーグ』ではドキュメンタリーパートの監督を務めた。
現在も、ウルトラマンシリーズや円谷プロ作品のCD、DVD、Blu-rayほか封入解説書執筆や、映像特典制作、書籍の執筆などを手掛けている。

ただただ、美しいと思ってしまったのである

 怪獣のことを“美しい”と思ったのは、ドラコが初めてだった。ここでいう“美しい”とは、いわゆる美貌ではなく、自然の造形美に寄せる思いを指している。記憶が定かではないのだが、幼少期に何かの怪獣図鑑に掲載されていた、ギガスと対峙するドラコの写真(写真1)を目にして、ドラコの頭部の稜線というべき、緩やかなアップダウンの曲線美に見惚れてしまったのである。