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第14回 episode8「怪獣無法地帯」

『ウルトラマン』エピソードガイド
第14回 episode8「怪獣無法地帯」

氷川竜介

文:氷川竜介(明治大学大学院特任教授)

氷川竜介

氷川竜介 ひかわ・りゅうすけ

1958年兵庫県生まれ。明治大学大学院 特任教授。東京工業大学卒業後、メーカー勤務を経て2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭審査委員、毎日映画コンクール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任。主な編著等:「20年目のザンボット3」(太田出版)、「日本特撮に関する調査報告書」(文化庁)、「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」(カラー)など。


脚本:金城哲夫、上原正三


監督:円谷 一


特技監督:高野宏一

解説

 『ウルトラマン』が画期的だったのは、基本的に毎週違う怪獣が登場し、巨大ヒーローとの戦いが描かれることだった。この第8話は「5大怪獣登場」として怪獣対決も描き、番組人気に大きな弾みをつけたエピソードである。

 太平洋上の多々良島は、火山噴火のため無人島となっていた。2年半ぶりの定点観測所再開を目的に、松井、川田、佐々木、藤本の4人が先発隊として島へ向った。だが10日が経過しても連絡が取れず、気象庁は事故と判断して科学特捜隊に測候所員の救出を要請した。ビートルで島に接近した5人の科特隊員は、上空から驚くべき光景を目撃する。