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怪獣プロファイル ケース2「ガラモン」

怪獣プロファイル
ケース14「ブルトン」

秋廣泰生

秋廣泰生 あきひろ・やすお

1967(昭和42)年生まれ。鹿児島県出身。
1980年代後半より、円谷プロ製作部/営業部でウルトラマンシリーズや円谷プロ作品を収録した黎明期のビデオ、レーザーディスクの制作(本編映像完パケ/映像特典、封入解説書執筆ほか印刷物全般)を担当。以降、円谷プロ作品のCD制作(曲構成・封入解説書執筆)、DVD制作(映像特典構成・演出、封入解説書執筆)に携わる。
CSファミリー劇場にて放送された、当時のスタッフや出演者をゲストに作品を紹介していく番組『ウルトラ情報局』では全話の構成・演出を担当。
その他、『バラサでブースカ』『ウルトラマンボーイのウルころ』『ウルトラマン列伝』で番組の構成・演出を、『帰ってきたアイゼンボーグ』ではドキュメンタリーパートの監督を務めた。
現在も、ウルトラマンシリーズや円谷プロ作品のCD、DVD、Blu-rayほか封入解説書執筆や、映像特典制作、書籍の執筆などを手掛けている。

四次元怪獣、医療の現場に躍り出る!?

 これは以前、とある男性医療関係者との会話での出来事である。筆者がひと通りの問診と検診を経て、それを受けた診断を終えると結果良好ということで、先生と和やかに雑談タイムに入った。その中で、職業として筆者がウルトラマン関連の原稿を書いていると伝えると、話は瞬く間にそちらの方向へと弾んでいった。

 先生が幼い頃、リアルタイムで視聴していた初めてのウルトラマンは『ウルトラマン80』だったとのこと。ということは、いわゆる“第3次怪獣ブーム”と呼ばれる、1978年から1981年くらいに一番ウルトラマンに熱中した時期を過ごされていて、当然、その頃に多数の出版社から発売されていたウルトラ系怪獣図鑑の中の、どれかが愛読書であったのはもちろん、多彩なウルトラ怪獣をフォローしていたと、実に楽しそうに話されていた。やがて年月と共にウルトラマンや怪獣から卒業し(とは言え現在もウルトラマンの新作が続いている事はご存知だった)、現在の職業に就かれていたのだが、数多いウルトラ怪獣にあって『ウルトラマン』に登場した怪獣たちには別格の印象が残っていて、今も名前と姿が一致しているのだそうだ。

 そんな方が、偶然筆者のようなウルトラマンの話題オールフリーな患者に出会い、その方にとって久しぶりの『ウルトラマン』怪獣の話題が次第にヒートアップしていったのは言うまでもない(笑)。中でも大きく名前があがった怪獣がブルトンだった。あれは不思議な怪獣でしたね、と。先生は筆者の持つブルトン情報に負けじと(?)手持ちのスマホのネット情報で対抗しようとするのだが、そこでブルトンの情報に触れた時、先生の表情が少しシャープに変わった。驚いたのだ。ブルトンのキャラクター設計に《心臓》がモチーフになっていた事を初めて知って。