TEXT SIZE

標準
ウルトラマン・インパクト!

ウルトラマン・インパクト!
巨大ヒーロー降臨の衝撃 1966

対談ホスト 清水節

清水 節 しみず・たかし

1962年、東京都生まれ。映画評論家・クリエイティブディレクター。「PREMIERE日本版」「STARLOG日本版」等での編集執筆を経て、「映画.com」「シネマトゥデイ」「FLIX」等で執筆、ニッポン放送等に出演。著書に「いつかギラギラする日  角川春樹の映画革命」「新潮新書 スター・ウォーズ学」等。WOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW/撮影監督ハリー三村のヒロシマ」企画制作でギャラクシー賞、国際エミー賞受賞。

ゲスト 三池敏夫(特技監督・特撮美術監督)

三池敏夫 みいけ・としお

1961年、熊本県出身。1984年、九州大学工学部卒業、株式会社特撮研究所入社。『兄弟拳バイクロッサー』(1985年)『超人機メタルダー』(1987年)『仮面ライダーBLACK RX』(1988年)などに参加後、フリーとなる。主な参加作品は『ガンヘッド』(1989年)『帝都大戦』(1989年)『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)『戦国自衛隊1549』(2005年)『男たちの大和 / YAMATO』(2005年)『日本沈没』(2006年)『のぼうの城』(2012年)、『ウルトラマンサーガ』(2012年)など数々の作品に関わり、「シン・ゴジラ」(2016)では特撮美術を担当。

——来るべき円谷プロの新作『シン・ウルトラマン』に向けて、その原典・原作に相当する『ウルトラマン』の魅力を多角的に分析していくという本企画。今回は特撮作品の映像、それを裏から支えるバックグラウンドミュージック、いわゆる劇伴や、様々な音響効果、効果音について考えながら、『ウルトラマン』の魅力に迫ってみようという趣向です。引き続き、三池敏夫さんと一緒に検証していきたいと思います。

Chapter2:特撮技術と『ウルトラマン』
ゲスト 三池敏夫(特技監督・特撮美術監督)

第6回 「音楽」
温かさこそが空想特撮シリーズの音楽的根源!

(文・構成:円谷プロダクション)

円谷プロ作品の作曲家第一号に迫る!

清水:円谷プロが作品を世に送り出し始めた1966年には、3本の作品がオンエアになります。『ウルトラQ』『ウルトラマン』そして『快獣ブースカ』ですが、奇しくも、この3本の劇伴作曲を手掛けられているのが、宮内國郎(当時のクレジット表記では「国郎」)さんです。
 元々宮内さんは、円谷プロの第一回制作作品になるはずだったフジテレビとの企画、『WOO』の劇伴を担当するはずだったようですね。