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円谷怪獣のひみつ

円谷怪獣のひみつ
第17回「恐竜」もまた「怪獣」である!?

切通理作

(撮影・杉本晋一)

切通理作 きりどおし・りさく

1964年、東京都生まれ。文化批評。『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』『怪獣少年の<復讐> 70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)『山田洋次の<世界>』(ちくま新書)『ポップカルチャー・若者の世紀』(廣済堂出版)『失恋論』(角川書店)ほか多数。『宮崎駿の〈世界〉』(現ちくま文庫)でサントリー学芸賞受賞。2013年12月より、日本映画批評メルマガ『映画の友よ』(夜間飛行)を配信中。それが昂じて初監督作品『青春夜話 Amazing Place』(アルバトロスよりDVD化)、責任編集の雑誌『シネ★マみれ』を作る。

 本論に入る前に1つ断り書きを。『帰ってきたウルトラマン』で主人公を務めるウルトラヒーローは、本編では「ウルトラマン」と呼ばれており、以後は、初代ウルトラマンと区別するために「新ウルトラマン」などと呼ばれることもあった。放映13年後の84年『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士V.S大怪獣軍団』において「ウルトラマンジャック」と命名され、そこからも30年以上経っている。
 しかし、放映当時小学生だった筆者のリアルタイムな記憶に依拠する本連載では、番組内と同じく「ウルトラマン」と呼称し、初代について触れる場合は、その旨断りを入れることにする。