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円谷怪獣のひみつ

円谷怪獣のひみつ
第18回「怪獣」という「宇宙」

切通理作

(撮影・杉本晋一)

切通理作 きりどおし・りさく

1964年、東京都生まれ。文化批評。『怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち』『怪獣少年の<復讐> 70年代怪獣ブームの光と影』(洋泉社)『お前がセカイを殺したいなら』(フィルムアート社)『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)『山田洋次の<世界>』(ちくま新書)『ポップカルチャー・若者の世紀』(廣済堂出版)『失恋論』(角川書店)ほか多数。『宮崎駿の〈世界〉』(現ちくま文庫)でサントリー学芸賞受賞。2013年12月より、日本映画批評メルマガ『映画の友よ』(夜間飛行)を配信中。それが昂じて初監督作品『青春夜話 Amazing Place』(アルバトロスよりDVD化)、責任編集の雑誌『シネ★マみれ』を作る。

 『帰ってきたウルトラマン』は第18話から宇宙怪獣が登場し、ウルトラマン側も、ウルトラセブンから授かった万能武器ウルトラブレスレットを用いて戦うという、新たな展開を迎える。
 だが、宇宙怪獣オンリーになったのではなく、地球出自の怪獣も引き続き登場。スペシウム光線という決め技も無効になったわけではない。つまり路線変更というよりは、「世界が拡がった」というのが正しい。