TEXT SIZE
山田まりや
1980年3月5日愛知県生。1996年デビューし、第1回ミスヤングマガジングランプリを受賞。グラビアアイドルとして、また数多くのバラエティ番組で活躍。『ウルトラマンダイナ』でミドリカワ・マイを演じる。その後も女優としてテレビや舞台でも活躍。2013年、難病クローン病との10年にわたる闘病生活を公表。2008年舞台俳優の草野徹と結婚し2012年男児を出産。執筆業としても『食事を変えたら、未来が変わった!』等の著書がある。
インタビュー:皐月 彩
脚本家。1994年生まれ。エジプト出身。日本大学芸術学部映画学科卒業後、円谷プロダクション『ウルトラマンジード(2017)』の制作に携わり、翌年2018年に脚本家として独立。『ウルトラマンシリーズ』『忍者ハットリくん』など、子ども番組を中心に作品を手掛けている。
ゲスト:八木毅
——前回に引き続き、八木毅監督の当時の思い出や、監督というお仕事についてたっぷりお聞かせいただきましょう。よろしくお願いします!
山田 お願いします!!!
八木 僕の話をしてもいいのかな? これ読んでる人は興味あるの?
山田 当たり前じゃないですか! なんて謙虚なの(笑)。
八木 いいならいいんだけど(笑)。いや、山田さんの連載コーナーだから。
山田 毎回八木さんの話を出させてもらっていたけど、八木さんのパーソナルな話はなかなか聞く機会がなかったから、この機会に聞いてみたいな。
——八木監督が円谷プロダクションに入る前も、ずっとウルトラマン一筋だったんですか?
八木 ウルトラマンは好きでしたけど、そればかりではなかったですね。もともと映画やテレビが大好きで、実相寺昭雄監督の作品が大好きでした。
早稲田大学時代は映画の勉強をしていたわけではなく、普通に文学部にいて。でも、大学のシネマ研究会っていうサークルに入っていました。特撮のことを特別に取り上げるわけではなく、色々な映画について日夜仲間たちと語り合う日々が続いて。