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第22回 episode20「恐怖のルート87」

『ウルトラマン』エピソードガイド
第22回 episode20「恐怖のルート87」

氷川竜介

文:氷川竜介(明治大学大学院特任教授)

氷川竜介

氷川竜介 ひかわ・りゅうすけ

1958年兵庫県生まれ。明治大学大学院 特任教授。東京工業大学卒業後、メーカー勤務を経て2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭審査委員、毎日映画コンクール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任。主な編著等:「20年目のザンボット3」(太田出版)、「日本特撮に関する調査報告書」(文化庁)、「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」(カラー)など。


放送第20話「恐怖のルート87」1966年11月27日放送


脚本:金城哲夫


監督:樋口祐三


特殊技術:高野宏一

解説

 前作『ウルトラQ』は怪獣もの、SF、ミステリー、ホラー、オカルトなど様々なジャンルの要素を採り入れていた。『ウルトラマン』もその多様なテイストを引き継いでいる。ことにメインライター金城哲夫は科学的な要素を重視する一方、民話的なストーリーを多く残している。この第20話も「霊界からの使者」を通じ、現代文明の生む「交通戦争」を照らし出したエピソードである。